皆さん、美川憲一さんをご存知でしょうか?
20代以下の方の中には「名前だけは聞いたことあるけど」…という方もしれませんね。
逆に30代以上になると、多くの方がご存知であろうと思います。
美川憲一さんとコカ・コーラ社に一体どんな共通点あるのか、ぜひ以下ご覧ください。
それは、NHKのうたコンを見ていたときの出来事
2019/4/9(火)に放送された、NHKの歌番組に、美川憲一さんが出ていらっしゃいました。
「今夜はみんなで花の宴」が、この日のテーマ。
最初は「君は薔薇より美しい」や、「愛をこめて花束を」など、花を題材にした曲が披露されました。
流れをぶった切って大御所 美川憲一さんご登場
そして3曲目に移ったところで、突如大御所 美川憲一さんの登場です!
歌うはもちろん”さそり座の女”
「え!?もう花 関係なくなっちゃってない?!」と思ったのは私だけではないはず!
そんな視聴者の動揺をよそに、まずは過去の紅白歌合戦で演じられた、色んなアレンジのさそり座の女アーカイブスが放送されます。
インド音楽風のさそり座の女や、ロック風のさそり座の女などなど、出るわ出るわ(笑)
そしてアーカイブスの放送が終わると、DJ KOOさんとの共演による、さそり座の女×平成に流行った音楽Remixメドレーが繰り広げられます。
さそり座の女 ジュリアナRemix
さそり座の女 パラパラRemix
さそり座の女 原宿カワイイRemix…
一切ブレることなく、さそり座の女を歌い続ける美川憲一さん。
そして、大盛り上がりの観客たちでした。
美川憲一=コカ・コーラ?
そんなステージを見ながら、私の脳裏を一つの考えがよぎります。
美川憲一さんは、株式市場で言えばアメリカのコカ・コーラ社なのではないか?!
コカ・コーラといえば、言わずとしれた人気炭酸飲料です。
では、なぜ美川憲一さん=コカ・コーラなのか。
彼らの共通点は、どれだけ時代が変わっても、自らの強力なブランドを活かし、過度の投資を必要とせず、収益をあげることができるというところです。
美川憲一さんとコカ・コーラの共通点を簡単にまとめると、以下になります。
■美川憲一さん→コカ・コーラ社→
競合の新規参入が難しい強力な個性/プロダクトをもっている
■さそり座の女→(飲料としての)コカ・コーラ→
圧倒的な認知度を武器に、何十年にも渡って愛されている音楽/商品
■さそり座の女の各種リミックス→ダイエットコーク・コカ・コーラゼロなどの派生品→
時代の趨勢に合わせて変化できる柔軟性
長く愛されるヒット曲を生み出し、それをベースに過度の投資不要で安定的に稼ぎ、ときにバリエーションを増やすことで新たなファンを獲得する、これ、実はとっても難しいことです。
なぜなら、普通は新商品を開発しないと売上が伸びず、そこには当然大掛かりな開発・投資が必要になります。莫大な開発費をかけて開発した新商品が売れる保証なんて、どこにもありません。
美川憲一さんは、それを行わずして(私が「さそり座の女」しか知らないだけかもしれませんが)、さそり座の女という強力なプロダクトで未だに稼ぎ続けているのです!
コカ・コーラ株の個人的な見通し
さてそんなコカ・コーラですが、先進国では健康志向からコカ・コーラ自体の売上に大きな伸びは期待できません。コスト高も重しになっているようです。
しかし、世界にはまだまだコカ・コーラの味を知らない潜在顧客が沢山います。
世界全体が今より豊かになるのであれば、今はコカ・コーラが飲めない国の人たちも、いずれは顧客になりえると考えます。
加えて、先進国においてもココナッツウォーターという次の稼ぎ頭を着々と育てています。
私はNISA口座で数株だけ保有しています。
コカ・コーラのないマクドナルド、コカ・コーラのない映画館、コカ・コーラのないパーティー…
コカ・コーラがなくなる未来は想像しにくいと個人的には思うので、死ぬまで保持して、遺産として妻と子供に渡したいなと考えています。
コカ・コーラよ永遠なれ!美川憲一よ永遠なれ!
強引なまとめ方になってしまいますが、美川憲一さんにコカ・コーラ社との共通点を感じてしまうあたり、私もドップリ米国株に浸かってしまったなと思います(笑)
昭和・平成を超えて令和の時代まで、さそり座の女が歌われ続け、コカ・コーラ社の商品が愛され続ける、そんな未来を願ってやみません。
いろんな音楽、いろんな商品が何千何万と生まれては滅んでいく中で、燦然と輝きを放つ美川憲一さんとコカ・コーラ社よ、永遠なれ!
今回もご覧頂き、ありがとうございました。
※投資は素晴らしいものですが、自己責任でお願いします。
おまけ:パパパも使ってるオススメの証券会社のご紹介
私がメインで使っているのはマネックス証券です。米国株の取り扱い数・取り扱いスピードはマネックス証券証券が一番だと思います。2人の子どもたちの教育資金用には、SBI証券で子ども口座を作って毎月コツコツ積立を行っています。