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さて今回は、子どもたちの将来のために定期積立を行っているひふみ投信のジュニア口座「くるみ」について、ご紹介です。
「くるみって何?」
「実際、利益は出てるの?」
「どうやったら始められるの?」
など、利用者目線で記事にしてみましたので、「くるみ」が気になっている方はぜひ最後までお読みいただければ嬉しいです。
それではいってみましょう!
ひふみのジュニア口座「くるみ」とは?
アクティブファンドである”ひふみ投信”を、子供のための資産形成に使うために作られたサービスが「くるみ」です。
なまえこそ、ひふみ・くるみと異なりますが、中身は同じです。
アクティブファンド・パッシブファンドについておさらい
アクティブファンドとは、ざっくりいうと「人が選んで、伸びそうな投資先を決めるファンド」です。
これと対になるのが、パッシブファンド。日経平均やTOPIXといった指数に連動するファンド、それがパッシブファンドです。
どこに投資するかをファンドマネージャーが選ぶアクティブファンドでは、人が関わる部分が多いです。
そのため、信託報酬(=お金を管理・運用してもらうためのコスト)、いわゆる手間賃がパッシブファンドよりも高めに設定されています。
手間賃が高い分、投資家からはパッシブファンド以上のリターンを期待されます。
どうして「くるみ」を始めたのか?
私がくるみをしるきっかけになったのは2017年の2月、代表の藤野氏がテレビ東京のカンブリア宮殿で取り上げられたときです。
リスクを背負って投資をし、さらにパッシブファンドより高い信託報酬を払う以上、もちろんリターン・利益を期待します。
でもそれ以上にくるみについては、藤野氏、そしてこのファンドを運営するレオス・キャピタルワークスに魅力を感じたのが、積立投資を行っている大きな理由です。
以下の藤野氏の講演会の動画もとても面白いので、ひふみ・くるみに投資するかはさておき、一度ご覧になってみてください
そしてこのレオス・キャピタルワークスという会社ですが、紳士的な印象が強い会社です。
米中のケンカや、最近ではコロナの影響で基準価格が大きく下がったときには、すぐにメールが届きます。
どうして株価が下がっているのか、ファンドとしてどういう対応をしているのかなどを、わかりやすい言葉で説明してくれるんですね。
ファンドとして、お金の流出は避けたいという側面はあると思いますが、「下がってるのが怖くて、資金を引き上げたい!」という恐怖に対して、真摯に向き合ってくれる印象があります。
長期保有に嬉しい仕組み、資産形成応援団
ひふみ、そしてくるみには、長期保有に嬉しい制度が準備されています。
その名も、資産形成応援団!
5年以上、あるいは10年以上保有すると、一定割合のひふみ投信、あるいはひふみワールドを追加で積みましてくれるんです!
ひふみ投信では、最大0.4%の還元となります。
続いてひふみワールドでは、最大で0.25%の還元となります。
長期保有を応援する姿勢が、商品・サービスにも反映されているのは嬉しいですね。
ひふみ・くるみのパフォーマンスは?
さて、それではパフォーマンス見てみましょう。
設定来では337%!
つまり、このファンドができたときに1万円を投資していたら、4万円以上になっているということですね。
一方で、グラフをみると分かる通り、ここ2年ほどは伸び悩んでいます。
ですが、5年前・10年前から保有していれば、大きなリターンを生んでいるというのは確固たる事実です。
で、実際のところ”くるみ”で利益は出ているの?
さて、では実際の我が家の運用状況はどうなのか。
まずは積み立て開始して4年ほどが経過した、今年6歳になる長男の運用状況です。
コロナウイルスの影響で、2020年の2月頃からガクッと下げたため、-3%となっています😅
マイナスではあるものの、「よく-3%で踏みとどまってくれた」という印象です。
続いて、今年3歳になる次男の運用状況です。
今年で3歳になる次男は、兄に比べて株価が高値圏にあった期間での積立の比重が大きいため、-5%と兄よりも含み損の割合が大きいです😅
以前は兄弟ともに含み益が出ていたんですが、さすがのコロナショックに一転して含み損になりましたw
兄弟ともに含み損ながら、”くるみ”で積み立てているお金は、大学入学、あるいはもっと先のタイミングで使うお金のため、含み損でも一切気にせず、毎月淡々と積立を行っていっています。
ひふみ投信での”くるみ”の始め方
くるみは子供向けの口座になるため、大人向けのひふみに加えて、いくつか追加の準備物が必用になります。
通常の口座開設手続きに加え、くるみ(未成年口座)の開設には「未成年の取引に関する同意書」と親子関係を証明する書類(住民票の写し・住民票の記載事項証明書、戸籍謄本のいずれか)、お子様名義の銀行口座が必要となります。
ひふみ投信 公式サイトより
書類発行のためにもっておきたい、マイナンバーカード
子供名義で金融サービスを利用しようとすると、くるみの口座開設がそうであるように、親子関係を証明する公的書類が必要になる場面が多いです。
その際、いちいち役所の窓口にいくのは面倒ですよね。
それを解決してくれるのが、マイナンバーカードです。
自治体が対応していれば、住民票の写しなどをコンビニで発行することができるんです。
さらに窓口で発行するより数十円ですが節約にもなるので、まだ発行してないって方は、ぜひマイナンバーカードの発行をおすすめします!
※2020年5月現在、コロナウイルスの影響で、マイナンバーカードを渡すなどの窓口業務が制限されている場合もあるので、お住まいの自治体の稼働状況をチェックしてみてくださいね。
くるみの引き落としに必要な、子供名義の銀行口座はどこで作れる?
子供名義の口座を作れる銀行はいくつかありますが、我が家では新生銀行を使っています。
その他、「楽天のサービスをよく利用してるなぁ」って方には、楽天銀行がオススメです。
楽天のサービスとの連携で、楽天ポイントがたまりやすくなるなど、使い勝手のいい銀行ですよ。
これから子供たちが成長するにつれ、今よりもっとネットで完結する金融サービスが増えていくことが考えられます。
そうなると、いわゆるメガバンクではなく、ネットメインの銀行で必要十分だと思います。
ネットメインの銀行は店舗を持たない分、経営コストを下げられるので、メガバンクに比べてATM手数料や振込手数料などが低く抑えやすい傾向にありますよ。
申込みはWEBで完結!
私が子どもたちの口座を開設したときは、書面での申込みが必用だったのですが、いまはWEBで完結するようになりました。
お子様名義の銀行口座と、必要書類の準備が完了したら、以下の公式サイトから申し込みましょう!
まとめ:ほったらかし投資の選択肢の一つとして、ひふみ投信の”くるみ”をご検討されてみては?
我が家では二人の子どもたちに、くるみのほか、S&P500連動や、MSCIコクサイ・インデックス連動など、いわゆるパッシブファンドの投資信託も積み立てています。
※ちなみに、すべてコロナショックで含み損です(笑)
繰り返しますが、パッシブファンドに比べてアクティブファンドは信託報酬が高めです。
加えて、もしファンドが投資先の選定を誤ったときには、リターンが小さくなる、下手をするとマイナスになるリスクもあります。
もちろんその逆も然りで、投資先が大きく伸びれば、インデックス以上のリターンを得ることができます。
そのため、パッシブファンドと組み合わせながら、くるみを使ってお子様の将来に向けた準備を少し積極的に行っておく、くらいのスタンスがいいのかなと思っています。
子供にこの口座を渡すその日がくるまで、果たしてどんな運用状況になっているのか、今後も時おりレポートしていく予定です。
今回もお読み頂き、ありがとうございました。
追記:2020年8月の最新の運用状況を更新しました。
コロナショックから立ち直り、ひふみ投信のくるみも含み益に戻すことができました。
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