メモの魔力の感想:内容はもちろん、タコわさ理論が新鮮でした

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こんにちは。パパパです。

今日は、最近読んだ書籍の”メモの魔力”に書いてあった「タコわさ理論」という考え方が非常に印象深かったので、ご紹介します。

メモの魔力とは

メモの魔力とは、SHOWROOM株式会社の代表取締役社長である前田裕二氏による書籍です。

自身も筋金入りのメモ魔である前田氏が「人生を変えるメモのとり方」をまとめた内容になっています。

そのメモのとり方自体も大変役に立つ内容なのですが、私はこの本の中で触れられている「タコわさ理論」というものがとても印象的でした。

タコわさ理論 とは

この言葉は前田氏による造語です。

こういった、インパクトがあって一回聞いたら忘れられない言葉を操れるのも、前田氏の常日頃からのメモの賜物なんだろうと思います。

さて、このタコわさ理論がどういうものか、簡単にご紹介します。


たとえば幼稚園児・保育園児に「好きな食べ物は?」と聞くと、大抵の場合、カレーやハンバーグ、エビフライといった回答が返ってきます。

一方、タコわさ という答えが返ってくることは基本的にありません。

それはなぜか?

答えは簡単で、保育園児や幼稚園児は、タコわさを食べたことがないからです。

たとえそれがどんなにおいしいものであっても、楽しいものであっても、はたまた素敵なものであっても、自分が知っていたり経験したものでないと、そもそも選択肢になることはありません。

本の中では、次のように綴られています。

人が何らかの対象に「好き」という気持ちを向けたり、「こんな風になりたい」という気持ちを抱くのは、原則として、経験が多大に影響しています。経験していないこと、知らないことは、「やりたい」と思うことさえできないのです。

メモの魔力 126ページ

タコわさ理論と就職活動

自分のこれまでの人生に照らし合わせたときに、このタコわさ理論が特にあてはまっていたんだなと感じた場面があります。

それは、就職活動です。

就活生だった私は、電通やバンダイといった、いわゆる名前を聞いたことがある企業ばかりに応募していました。

お恥ずかしい話ですが、「何をやりたいか」よりも「どこに入りたいか」が先行していました。

タコわさ理論でいえば、就活においては「自分が知ってるところ」にしか、応募できないのです。

そういう前知識があると、就職活動においても、広く情報を集めるようにすることで、私のように狭い選択肢の中だけで就活に挑むこともなくなるのではないかと思います。

タコわさ理論と子育て

私には二人のこどもがいますが、この理論を知ってから、やはり色んな経験を積ませてあげることが、人生の選択肢を増やしてあげることに直結するのかもしれないと感じています。

まずは広く浅くでいいから色んなことを見たり経験して、その中から特に自分が好きだと思ったものを深掘りしてみる。

子育てのひとつのアプローチとして、そんなことができたらなと考えています。

メモの魔力の要約はフライヤーで

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もし「もうちょっと本の概要を知りたいな」と思った方は、ぜひ下記のリンクからフライヤーでの書評も読んでみてくださいね。

メモの魔力から学んだこと

今回ご紹介したタコわさ理論は、この本の本題ではありません。

ですが私はこの理論を通じて、特にインプットの重要性を再認識しました。

本を読むことで、意識的に知識を広げたり、誰かの経験を追体験したりできます。

そこで学んだことは、メモに残しておき、いつでも取り出せるようにストックしておく。

そしてそれをこのブログで、できるだけわかりやすく発信していく。
(まだまだわかりにくい駄文しか書けませんが。。。)

この本は「メモを通じた思考トレーニングのノウハウ本」とも言えます。

まだまだ私はメモの魔力を使いこなせているとはいえない状態ですが、引き続きトレーニングを続けて、この本から学んだことを仕事とプライベートの両面で活用していきたいと思います。

あなたも、メモの魔力の使い手を目指してみませんか?

今回もご覧いただきありがとうございました。

今回のオマケ:
メモをしたあとの「アウトプット」については、ぜひこちらも併せて御覧ください。

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